2017年になった今日でも寒色系のカラーは絶大な人気で
寒色系カラーの勢いが止まりません!!
そして最近では寒色系カラーの出し方がカラー剤の進化によって幅が広がってきたので
青い髪色にしやすくなりました!
なので今回は最近のお客様の青の髪色ヘアスタイルとともに薬の説明をしていきます!
この写真のお客様は
ハイライトを17トーンまで明度を上げて
そこに塩基性カラーのロコルのインディゴとオーキッドを10:1(ブリーチでの抜け具合によって調節)の割合で混ぜ
髪が濡れてる状態で塗布し5〜10分程揉み込む
揉み込む場合顔まわりや頭皮に出来るだけ付かない様に気を付ける
皮膚に付くと塩基性カラーはマニキュア同様取れにくいので注意が必要
この様にベースに黄色味が残ってる場合でもロコルだと青味が出しやすいです!
それにハイライトだとブリーチを2回したとしても
全体の数十%のダメージで済むので
無難なカラーに飽きた方にオススメです!!
続いてはグラデーションのお客様
このカラーは根元グレーから毛先のブルーに向かってグラデーションにつなげてあります!!
全体にブリーチをし毛先は前回の履歴でブリーチが2回程してあるので
毛先は合計3回のブリーチがしてあります。
根元3センチは伸びてきても目立ちにくい様にWELLAのイルミナカラーの6ヌードで暗めのグレーで染め
根元から中間部分は暗すぎないよう
8ヌードと8オーシャンで根元から中間をつなげて
毛先は8オーシャンと8オーキッドで黄色味を消しつつ青味に寄せて行くと毛先が緑っぽくならずに青味に寄るので紫味を足しつつ染めていく!
スタイル的には肩位のボブな方にオススメなカラーです!
グラデーションカラーでブリーチを3回も毛先にしているのであまり髪の長い方にはダメージケアをしっかりしないと収集がつかないかと、、、
なので肩から鎖骨位の長さの方にオススメです!!
最後ロングのお客様
このカラーは暗くするけど色味はしっかりわかるカラーで
色味をしっかり入れておかないと髪のブラウン味に負けてしまって色味がわからずただ暗いだけのカラーになり易いので
色味とベースのバランスを考えて調合をしないといけない
ただ色味をガッツリ入れ過ぎると毛先が青くなり過ぎたり濁ったりするので注意が必要!
今回のお客様の場合は
THROWカラーのA/06とhoyuカラーのCB5を
3:1の割合で入れて染めてあります!
このカラーは職場で暗くしてないといけない場合でも
暗くしながらもオシャレにみえるので
職場で明るさの制限がある方にオススメです!
ダメージも少なく済む寒色系のカラーなのでロングの方にも勧めやすいカラーになってます!!
ただ注意なのが
元々肌の白い方は顔色が悪く見えてしまうのでグレー寄りにしてあげると肌の馴染みが良いかなと思います!!
まとめ
カラー剤の進化によって青くしやすくなった
ただやはりダメージを伴うのでホームケアやトリートメント等の意識は必要
それにたくさんカラー剤があるなかでそのカラー剤の特徴をよく勉強して使いこなせる様にならないといけない
そして寒色系は熱に弱いのでドライヤーの当て方コテやアイロンの当て方に気をつける
この様に染める時も染めた後も気を付けないといけないけど一昔前に比べればダメージ量や
技術の複雑さが少なくなってきているので手軽に青い髪色を楽しめる様になってきました!!