こんにちは!!
THE ORDERの德松です!!
最近巷で良く見かける傷まないブリーチってワード
本当に傷まないの?って気になる方はたくさんいると思います!!
なので今回は
傷まないブリーチと言われてる薬達を調べてみました!!
そして傷まないブリーチのワードが付いてる薬で代表的なのは
傷まないブリーチの代表的な薬
- Rブリーチ
- ブリーチサプリ
- ファイバープレックス
この3つだと思います!!
ただこの3つの薬調べてみると
実際は傷まないのではなく
Rブリーチ
InR(インアールテクノロジー)とは有効成分を髪の毛のコルテックス内部深くまで運ぶ新しいデリバリーシステム。これにより、カラー剤などが施術中髪内部で作用している間にも毛髪へのダメージを抑えます。
カラーやブリーチの施術時にこのRを使うことにより、髪の強度が増し、カラーの色持ちがよくなります。通常カラーをした後、お客様が次回来店する時にはダメージが目立つことが多いですが、その傷みを抑えます。使えば使うほど髪の強度が増していきます。
*カラーが入りくい、色が抜けにくい、その後のパーマがかかりにくいなど、使用する薬剤に悪影響を与えることはありません。
*サロンシステムトリートメントとは別物です。
仕上がりの質感向上には”R-finisher”の後に通常のトリートメントをお使いください。
ブリーチサプリ
ブリーチ剤と一緒に使用することで、髪へのダメージを軽減できます。
ブリーチ剤のアルカリは、過酸化水素水が化学反応を起こし急激にラジカル(活性酸素)を発生します。これがメラニン色素を分解し、同時に髪のタンパク質も壊してしまいます。
急激な反応とラジカルの発生量がダメージに繋がります。そこに注目し、ブリーチサプリメントを開発しました。
ブリーチサプリメントは、海洋ミネラルと生体材料である架橋ケラチン(ハイドロゲル)を組み合わせることによって、ラジカルの急激な発生の軽減、毛質のタンパク質以外の部分に反応させることが可能になりました。それによって、ダメージ、刺激、匂いを95%も軽減する事ができます。
これまでと同じごブリーチ剤を使用しても、髪を傷めません。
ファイバープレックス
枝毛、切れ毛94%削減*。思わず触れたくなる、羨望のハイトーン。
ファイバープレックス テクノロジー
ブリーチだからダメージは仕方ない。”そんな妥協を許したくない美容師へ。ファイバープレックスで、より上質なハイトーンを。
*ドイツ本社研究所にて、ブリーチ剤(2剤は9%を使用)+ファイバープレックスとブリーチ剤(2剤は9%を使用)で比較した際の研究データ(最大値)
主成分のジカルボン酸が毛髪に浸透しフィブリルにしっかり定着します。
酸化のダメージから髪を守ります。
N°1で浸透させた主成分を髪表面にコーティング(シール)して閉じ込めます。
毛髪補修効果を長持ちさせ、ツヤを与えます。
各メーカーHP抜粋
(株式会社ナッシュ) (理美容専門通販卸問屋ファイブEC) (シュワルツコフ)
この様に代表的な3社のメーカーさんがHPに書いてある様にダメージさせない訳ではなく
通常のブリーチした時のダメージ量からの何%ダメージが減りますよという物なので傷まないブリーチというのは勘違いしやすいので
傷みにくいブリーチと呼んだ方が良いかと、、、
そして各メーカーさん毎にダメージの軽減の仕方のアプローチが違っているので
各トリートメントの特徴を説明していきたいと思います。
トリートメントの特徴
Rブリーチ
内部保護成分が多く入っており髪内部を保護しつつ
補強をしてくれるトリートメントです。
2剤式で2つ目の薬でコーティングしてくれます。
ブリーチサプリ
補修成分というよりは
手触りを良くしてくれる成分が入っていて
ブリーチの力自体を減力させ痛みを和らげてくれるイメージのトリートメントです。
ファイバープレックス
内部保護成分が多く含まれていてRブリーチと似ているが
2剤式でもう一つのトリートメントで
髪の表面をコーティングして毛髪補修効果を高めつつツヤ感や手触りを良くしてくれるトリートメントです。
この様に3つのトリートメントそれぞれに特徴がありダメージを少なくするのは共通していても
ダメージの減らし方の違いで
メリット、デメリットがみえてくると思います。
このメリット、デメリットをしっかり知ることで使い分けをし
よりダメージを減らしブリーチを身近な物に出来たらなと思います!!
実際THEORDERで今主力で使っているのが
ファイバープレックスをメインで使っているのと
来年の2月から発売されるトリートメントを使っています!!
新しいトリートメント!
そして今回紹介させて頂いたトリートメント達と同じような働きをしてくれるトリートメントで来年の2月から発売されるOLAPLEX(オラプレックス)というトリートメントはご存知でしょうか?
オラプレックスは数年前から海外ではかなり流通しており世界的に人気な商品となってます!
(ちなみにここだけの話ファイバープレックスはこのオラプレックスを参考に開発されたみたいです。)
薬事法の関係で今までは日本に入ってきていなかったのですが
来年の2月から正式に販売開始される事が決定しており
今の段階で使用出来るのは限られたサロンだけで東海地区では2サロンのみで
THE ORDERではアンバサダーサロンとして先行で秋頃から使わせてもらっています。
オラプレックスを使ってみた感想
使ってみての率直な感想が
手触りが良い!!
それとハリコシがしっかりしつつ本当にブリーチをしてても本当にブリーチをした髪とは思えない位まとまります!!
ブリーチだけではなくパーマでも
パサパサする髪が減るのとパーマをかけた髪が柔らかくいつもよりパーマの出方が良い気がします!!
実際にスタッフで試してみたのがこちら!
左がbeforeで右がafterです!!
勿論トリートメントする前につけてもトリートメントの効果が上がるのでかなり万能なトリートメントだと思います!!
そしてなによりびっくりしたのが
髪が老化する事によって変な癖が出たり手触りが悪くなってしまった髪にも効果的で
扱いづらくなった髪の癖も収まり
白髪染めやパーマ、ストレートパーマにも効果がありそうだなと感じていて
本当にオラプレックスを使い続けると髪の毛自体がどんどん綺麗な髪になっていくんじゃないかと期待しています!!
オラプレックスはどんな特徴があるの?
成分的にはファイバープレックスに似ているのてすが
日本でやっと認可が通った
ジマレイン酸ビスアミノプロピルジグリコールという
ファイバープレックスと同じジカルボン酸系の成分で
ファイバープレックスのジカルボン酸と違うのは
ジマレイン酸は鎖状不飽和ジカルボン酸の1つで
不飽和というのは不飽和結合という成分のくっつき方の1つで
成分同士の繋がりが2つ以上あるもので
ジカルボン酸よりも多く繋がりをもてる成分です。
簡単に説明すると
ジカルボン酸は手が2つしか繋げないのが
ジマレイン酸は手が6つ繋げれるイメージをもってもらえるといいかと
(数は適当なのであしからず)
繋げれる数が増えると髪の中の繊維同士を繋ぎ止めてくれる手が増えるので
よりダメージを減らしてくれる。
オラプレックスも2剤式で髪表面をコーティングしつつ補修効果も高いので手触りやパサつき感を減らしてくれます。
この様にオラプレックスとファイバープレックス似てる箇所が多いです。
ここは美容師さんに向けてなのですが
ぶっちゃけオラプレックスのが混ぜる量が少なくて済むのでコストも抑えられて薬の色味を薄くせず染めてくれる
(ファイバープレックスは総量の5%に対してオラプレックスは1剤が60g以上の量に対して2gで薬が100gでも200gでも2g60g未満の場合は1gで効果を発揮します。)
正直ファイバープレックスでもそんなに薄くならないんですが、バイオレット系やピンク系の繊細な色味に対しては少しの差でも影響しちゃうのでオラプレックスの方が安心感が高いかなと!
実際オラプレックスを使ったカラーを参考までにどうぞ!
オラプレックスを使ったカラー
この様にブリーチを2~3回繰り返していてもツヤ感と手触りが良く薄い色味でも邪魔せずきれいに染められます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ざっくりの説明になってしまいましたが簡単にまとめると
- 傷まないブリーチと呼ばれてるトリートメントは傷まないわけではなくてダメージの量を軽減してくれる。
- ブリーチの力自体を減力させダメージを減らしてくれる。
- どれくらい明るくなるのか把握しておかないと思ったより明るくなってないや、やりたい色にならない等の影響もあるので把握しておく
- 種類によってダメージを抑えるアプローチの仕方がバラバラ
- 薬の総量に対して入れる量が少ない方がカラー剤の色味を邪魔せずに染めれるので繊細な色をする時にはオラプレックスがオススメ
それにこのトリートメント達は必ずしもブリーチに入れないといけないという訳ではなく
普通のカラーでもダメージを抑えてくれやすくなるので
いつもカラーだけしてるのに枝毛や切れ毛が気になっていても
このトリートメント達を使ってあげれば枝毛や切れ毛が気になりにくくなり
カラーの持ちも良くなるので
いつものカラーのもうワンランク上の仕上がりにしたいや
より髪を綺麗にしたい方にとってもオススメです!!