はい!
美容院のブログなのに油絵!!
なんで油絵?と思う方は沢山いると思います!
THE ORDERに来た事あるお客様はご存知かもしれませんが
THE ORDERには油絵が飾ってあります!
飾ってあるというか置いてあるというか、、、
この油絵を描く事によって僕ら美容師に必要な
色彩感覚、バランス感覚、なによりも美に対するセンスを磨こうと
THEORDERのオーナー四宮が考え描くことに!
ということで
油絵の描き方!!
でも元々油絵ってどうやって描くのだろうか、、、
何も知らない状態でノリで油絵を描いてみる事に!
ただ実際やってみるとこれが凄い大変!!
まず道具を揃える所から大変で
キャンパス
筆
絵の具
ナイフ(ペインティングナイフ、これで絵の具を塗ったり引っ掻いたり削ったりする道具)
パレット(木のパレットが多いみたいですが今回は紙で出来てるペーパーパレットを買いました)
溶き油(ペインティングオイル、絵の具に混ぜ粘度を下げて塗りやすくするもの)
油壺(溶き油の容れ物)
筆洗油(筆を洗う為の洗浄液)
これだけの物を揃えないといけません、、、
それに絵の具も様々な種類があり初めは箱入りの12色セットの物で描き初め
すぐ無くなる色や使いたい色を買い足していくのが良いと世界堂の店員さんに教えてもらいました。
それに溶き油も種類が沢山あり正直何が何だかわかりません、、、
ここも世界堂の店員さんに教えてもらいました!
「初心者の方にはペインティングオイルがオススメです!
溶き油には乾燥油、揮発性油、ワニス、乾燥促進剤など種類が豊富で、
それぞれを組み合わせたり使う種類によって絵具にツヤを出したり、サラサラにしたりとします。
ただ初心者の方には使い分けたり、組み合わせたりが大変なので、
あらかじめ使い勝手が良い様に調合してあるものがペインティングオイルです!」
おぉ~
それならペインティングオイル一択!!
ただやっぱり描いていくうちに色々と質感を変えたいなどが出てくるからそしたら買い足していくのがいいみたいです。
やっと揃った、、、
道具の準備が出来たらいよいよ描き初めです!!
油絵の描き方が
まずはキャンパスに下地を塗ってキャンパスの下書きをします!
ただキャンパスに下地を塗っても塗らなくてもどちらでも大丈夫で
キャンパスのデコボコが気になる場合は下地を塗ってなだらかにしてから下書きをかいていきます!
悩むTHE ORDERのマスコットayaju!!
下書きは鉛筆でザックリと描きたい物の輪郭や枠を描きていきます!
10分くらいで簡単にササっと描くくらいで大丈夫です。
結局上から重ねて描いていくのでこの時点ではバランスが良いと思うくらいでやめておきます!
次は下描き!!
この下描きは茶色(バーントシエンナ)で描きます!
この茶色で絵の明暗の強弱をつけて絵に立体感を出します!
この段階をおつゆ描きと言うんです!!
そしておつゆが描けたら
大まかな色を乗せていきます!!
ペインティングオイルで絵の具の粘度を下げて塗りやすくしつつベッタベッタガンガン擦り込んでいきます!!
そして大まかな色を乗せたら
ペインティングオイルをあまり付けずに
(ペインティングオイルを混ぜると絵具の厚みを出しにくくなる)
絵の具を上に重ねていき立体感を出していく
そこから細かい箇所を書き込んでいく!
筆やナイフを使って筆のタッチも意識して繊細に描いていきます!
そうすると
筆の跡が残ってる感も良いかなと
それに油絵は独特の立体感もでて
平面で考えるよりも立体的に考えながら描けるのも楽しいかなと思います!!
この様に筆のやナイフ種類や溶き油の量によって質感が変わるので描いてみてより油絵の奥の深さを感じます!
みんなの作品!!
やっぱり絵はそれぞれ個性が出ますよね!
一応値段はASK(応相談)です!!
まとめ
実際油絵を描いてみて
あまり難しく考え過ぎるよりは
まず楽しみながら描ける様になってそこから細かい所をこだわる様になると
そんなに敷居は高くないのかなと感じました!!
ただやっぱり道具を買い揃えるのになかなかの値段は張るので
初めはセットなので安く買い揃えて徐々に買い足していくのも手かなと感じました!!